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【牛乳で熱中症対策】暑い夏を楽しむ為に、春から汗かき体質を作ろう♪

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本記事では、夏に熱中症にならない為に、筆者が毎年実践している方法を紹介します。

 実は熱中症対策は、冬の終わりか春頃(3月・4月)から徐々に始めるのが正解なのです。

記事の結論を言いますと、汗を適切にかき、体温調節が上手く出来る体を、夏前に作っておきましょうという内容です。

そして、体温調節機能を高めるには、運動後に牛乳を飲むことが、キーポイントになります。

 

人間は環境適応能力に優れており、その場の環境に合わせて、自動で体温を調節してくれる機能がついています。

その機能が汗ですね。

人は汗をかき、その汗を蒸発させることで、上がり過ぎた体温を自己冷却することが出来ます。

この機能が正常に100%稼働すれば、熱中症になる確率は、ほぼゼロに近いです。

しかし、現代はストレス社会。自律神経の乱れにより、体温調節機能がうまく働かない人が増加しているんですね。

これが近年、熱中症が増加している1つの要因になります。

 

▼主に言われている熱中症対策を、下にまとめてみました。

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以上のものが、よくニュースなどで見かける、熱中症対策ですよね。

これらの対策が重要であることは、間違いないです。

しかしこれは、上手く汗をかける体を持っていることが、前提の話です。

体温調節機能が不安定(上手く汗をかけない)であるにも関わらず、真夏に挑んでしまうと、熱中症のリスクは極めて高くなります。

そこの対策が出来ていない人は、結構多いように思います。

 

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ヒロポン

私も元々は、汗をかけない体質でした。

それゆえ、体温調節が上手く出来ずに悩んでいましたが、運動後の牛乳を始めてから、汗を気持ちよくかけるようになったんだよ♪

 

汗を適切にかけるようになるということは、乱れていた自律神経の働きが、整ってきていることを意味します。まさに嬉しいことだらけですね♪

 

この記事はこんな人向け

・暑い夏を元気に過ごしたい人

・汗をかけなくて困っている人

・自律神経を整えたい人

 

健康は財産です。

暑い夏を元気に乗り切るために、春からしっかり土台を作っていきましょう♪

 

 

汗をかけない人が増加している背景

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汗を上手くかけなくなる要因は、2つあります。

1.エアコンに頼り過ぎている

2.自律神経の乱れ

 

それぞれ解説していきます。

 

1.エアコンに頼り過ぎている

熱中症対策で重要なことの1つが、エアコンを上手く活用することです。

ですが、5月・6月からずっとエアコン環境の中で生活をして、汗をかく機会を作らないまま、真夏を迎えてしまっている人が結構多いです。

本来は夏前に、汗をかく体質を作り上げないといけないのですが、その機会を知らず知らずに逃してしまっているんですね。

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ヒロポン

無理もないよね。今やどこに行っても、エアコンを付けてくれているんだから。

 

2.自律神経の乱れ

これは冒頭でも少し触れましたが、ストレスを感じると自律神経が乱れてしまい、体温調節機能までも低下させてしまいます。

コロナ社会になり、ストレスも増大している状況です。

今まで以上に、自律神経の乱れを訴える人が増えてきそうですね。

 

汗かき体質の作り方

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汗を上手くかけるようになるには、3つのステップが必要です。

ステップ1→血液量を増やす

ステップ2→汗腺を開く

ステップ3→牛乳を飲む

 

それぞれのステップを解説していきます。

 

ステップ1:血液量を増やす

皆さま、汗の原料は血液だとご存知でしょうか?
原料(血液)が多ければ多いほど、汗をたくさん作ることができるという訳です。

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ヒロポン

自律神経の乱れを改善する為にも、汗の原料である血液を増やして、血管内をドバドバにしていこう♬

▼血液量を増やすために、以下の4つの方法を紹介します。

✔肉食になる

✔満腹を嫌い、空腹を好む

✔内臓下垂を防ぐ

✔質の高い睡眠をとる

それぞれ解説していきます。

肉食になる

血液を作るのに必要なのは、「タンパク質」と「鉄分」です。

この両方を豊富に含んでいる食材がお肉になります。

特に鶏肉は、血液を作るのに優れていて、手羽先などの骨付きのものを食べると、よりいいと言われています。

満腹を嫌い、空腹を好む

胃腸は消化活動が終わると、次はお掃除作業に入るんですね。

しかし、「3食プラス間食」という風に、ずっと何かを食べている状態だと、消化活動に追われて、お掃除に回す時間が作れません。

その結果、胃腸の粘膜が汚れてしまい、食べ物から上手く栄養を吸収することができなくなります。

こんな状態では、血液を作るなんて到底無理です。

たまには、胃腸を空っぽにする工夫(週末は夕飯を抜くなど)をして、お掃除もさせてあげて下さいね♪

内臓下垂を防ぐ

歳を重ねるごとに、内臓が下へ下へと落ちてくる。これは結構あるあるではないでしょうか?

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助手のピースケ

ポッコリお腹になってない🐥?

原因は、内臓を支える筋力が低下しているからだと言われています。

内臓が下がると、機能が低下し、本来のパフォーマンスを発揮できない状態になります。この状態では、血液をたくさん作ることが難しくなりますよね。

インナーマッスルを鍛えて、内臓を正しい位置に戻してあげましょう。

質の高い睡眠をとる

血液は、寝ている間に作られます。質の高い睡眠をとることが、血液を増やすカギになるんですね。

質の高い睡眠をとるには、就寝の1時間ほど前にしっかり入浴することが重要です。

湯船に浸かりリラックスすることで、体の血液循環を促し、体温を上げます。

そしてお風呂から出て、15分もすれば徐々に体温は下がり始めますよね。

さらに、1時間ほど経つと最も眠りに適した体温まで下がり、深い眠りにつくことが出来ます。

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助手のピースケ

以上4つが、血液量を増やす為のステップだよ🐥

ステップ1を意識して生活すると、必ず血液量が増加します。

しかし、この段階ではまだまだ、汗をだす準備が整っていません。

そこでステップ2に突入です。

 

ステップ2:汗腺(汗がでる穴)を開く 

汗がでる穴を汗腺と言いますが、この汗腺の機能を高めるべき期間が4月~6月の間だと言われています。

汗腺が閉まったままだと、当然汗を出すことができないですよね。このステップで、閉じている汗腺を開いていきましょう♬

▼汗腺機能を高めるおススメの方法は以下の3つです。

✔軽い有酸素運動

✔ヨガ

岩盤浴や半身浴

この3つは基本的なことなので、サッといきましょう。

軽い有酸素運動

軽いジョギングやウォーキングなど。

30分以上の運動を、週3~4回、じわっと汗がでてくる程度に行いましょう。

ヨガ

硬くなった筋肉をゆっくり伸ばすことで、血行がよくなり、体がポカポカしてきます。

30分~1時間ほど行うと、汗がでてくるはずです。

岩盤浴や半身浴

これは運動嫌いな私が、よく実践している方法です。

2週間に1回ほど、岩盤浴に行き、リラックスしながら1時間ほど入ると、体の内側から温まることができて、結構汗がでます。

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ヒロポン

以上3つが汗腺を開く方法だよ♬

口に水を含むと、汗がでやすくなります♪

いつでも水分を補給できると脳が察知して、よりリラックスできるみたい!

汗腺が機能していない人は、思うように汗がでないと思いますが、根気よく続けると、少量でも必ず汗をかけるようになります。

血液量を増やし、汗腺を開いて、多少は汗をかけるようになってきたら、いよいよ最終ステップです。

 

ステップ3:牛乳を飲む

運動や岩盤浴・半身浴で汗をかいた直後に、必ずたんぱく質を摂取するというステップです。

このステップで爆発的に血液量を増やしていきます!

▼ここで生まれる疑問は2つ。

たんぱく質を摂取すると、なぜ血液量が増えるのか?

✔なぜ、牛乳なのか?

それぞれ説明していきますね。

たんぱく質を摂取すると、なぜ血液量が増えるのか?

運動後にたんぱく質を摂取すると、血液中にアルブミンという物質が発生します。

このアルブミンは、血管内に水分を引き込む力があるんですね。

血管内の水分が増加した結果、それに比例して血液量も増加するというわけです。

運動後30分以内に、たんぱく質を摂取するのが、ベストだと言われています。

なぜ、牛乳なのか?

答えはシンプルです。

運動直後なので、食べ物より飲み物の方が、手軽で理想的です。

また、たんぱく質を多く保有している飲み物の中で、牛乳が最も安価で手に入れやすいですし、認知度も抜群だからです。

豆乳や飲むヨーグルトプロテインなども候補ですが、少し割高になりますからね。

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助手のピースケ

牛乳が苦手なら、他のものを考えてね🐥

 

POINT

汗をかいた後にはすかさず、牛乳を最低コップ1杯は飲むようにして下さい♬

この牛乳が爆発的に血液を増やしてくれます。

 

まとめ

上記で紹介した、汗かき体質への3つのステップは、夏までにこなすようにしましょう。

何事も準備が大事です。

運動の前にストレッチをするのと同じですね。

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ヒロポン

急に真夏を迎えて、熱中症で搬送されないようにしましょうね♬

 

汗をたっぷりかける体を手えに入れて、近年の災害級の暑さに負けないように、今年の夏は自己冷却してみて下さい♬

ただし、汗だくになっても大丈夫なように、着替えを持ち歩くことをおススメします(^^)